急にやってくる子どもの風邪。
寝つきにくい子どものために『ピジョン 電動鼻吸い器』を生後4か月の頃に購入しました。
これが気持ちよいほど鼻水を吸ってくれて、本当に買ってよかった商品。
初めて風邪を引いた日、鼻づまりで夜泣きがひどく、親子共に寝不足で疲労困憊。
藁にもすがる思いで購入した電池式の鼻水吸引器が全く役に立たなかったため、パワフルな吸引器を求めて、電源式据え置きタイプのこちらを購入。
ドロッドロの鼻水をしっかり吸ってくれて、子どももスッキリ、寝つきもよくなりました。
本記事では、『ピジョン 電動鼻吸い器』の旧タイプの実際に使ってみた使用感や、おすすめポイント、改善点・注意点などをご紹介しています。
実際に使ってみた使用感
吸引力は?
わが家には3タイプの鼻水吸引器があります。
- ベビースマイル 電動鼻水吸引器|電池式ハンディタイプ
- 知母時(ちぼじ)|スポイトタイプ
- ピジョン 電動鼻吸い器|電源式据え置きタイプ
3製品の中で、圧倒的に吸引力が高いのは、③ピジョン 電動鼻吸い器です。
最初に購入した①ベビースマイルは、吸引力が弱く、粘度が強くなった鼻水が全く吸えませんでした。
②知母時に関しては、複数回スポイトを引けば、かなり鼻水を吸ってくれます。
ただ、③ピジョンの方が短時間で吸引できるので、比較した場合、③ピジョンに軍配が上がりました。
音は?
音量計測アプリ(デジベルX-dBAデジベルテスター)で測定しました。
フローリング上では平均75.4dB、カーペット(イブル+下敷きマット)上では平均67.0dB。
低い振動音が響き、少し大きめの「ボー」という音がします。
60~70dBは「うるさい」と思う基準値ではあるものの、音が低いので私はそこまで気になりません。
フローリングに直接置くよりも、カーペットの上やタオルなどを敷くと、ほんの少し音が軽減されました。
※2023年8月よりリニューアルされた「電動鼻吸い器SHUPOT(シュポット)」では、わが家にある旧タイプより動作音が10%削減されたようです。
吸引時の体勢は?
0~2歳頃までは、鼻水吸引器を使うのを、めちゃくちゃ嫌がります…。
ただ、症状の悪化を防ぎ、子どもが楽になるためなので、プロレスごっこのように親も奮闘しました(笑)
ベストな体勢は、子どもを寝かせ、子どもの両腕を大人の脚でホールドするのが吸いやすかったです。
2歳を過ぎた頃には、泣き暴れることもなくなり、自分で鼻にノズルを突っ込んで、自ら鼻水を吸っています。
洗浄パーツは?
洗浄するパールは、鼻水を溜める「鼻水キャッチャー」の本体・ふた・セパレーターと、鼻ノズルの4部品のみです。
鼻水を溜め込んで使用を続けると、シリコンチューブに逆流することもあるので、できるだけ毎回、もしくは2回に一度のペースで洗浄する方が良いです。
収納方法は?
付属で付いてくる収納バッグにスッキリ収まります。
箱などに片付けるよりも、取っ手の付いたバッグの方が、使いたいときにスッと使えて便利です。
おすすめポイント
- パワフルな吸引力
ネバネバの鼻水を一気に吸い取ってくれるほどの吸引力は、電動式据え置き型の一番の魅力。
こまめに鼻水を取り除くことで風邪の治りも早くなります。 - 洗浄パーツが少ない
風邪を引けば1日複数回、パーツを洗浄することになります。
できるだけ洗浄パーツが少ない方が時短になり、手間が減りオススメです。
改善点・注意点
- お値段が高い
電池式やスポイトタイプは約4000円前後ですが、電源式のこちらは約13,000円と3倍以上のお値段です。
※鼻水吸引器は医療費控除の対象となるので、年間の医療費が10万円を超える場合、鼻水吸引器も一緒に申請が可能です。 - 持ち運びがしにくい
電源が必要となるので、車内や電源から離れた場所での使用ができません。 - 動作音が大きい
※2023年8月よりリニューアルされた「電動鼻吸い器SHUPOT(シュポット)」では、動作音が10%削減されました。
ピジョン 電動鼻吸い器(旧タイプ)の特徴
電源が必要となる据え置きタイプの鼻水吸引器です。
電源コードの範囲内でしか使用できませんが、電池式よりも圧倒的なパワーがあるので吸引力が一番あるタイプになります。
型式 | TP-100 |
最大吸引圧力 | ‐80kPa±15% |
ポンプ排気流量 | 13L/min±15% |
電源 | 入力:交流100-240V 50-60Hz 0.5A 出力:直流12V 2A |
消費電流 | 1.5A |
外形寸法(mm) | 電動部:幅122×奥行133×高さ139 鼻水キャッチャー:幅47×奥行117×高さ27 シリコンチューブ:内径Φ4、外径Φ7、長さ1100 |
重量 | 約0.8㎏(付属品含めて約1.2㎏) |
付属品 | 収納バッグ、洗浄ブラシ、取扱説明書、添付文書 |
0~1歳の子は「ボンジュール」も買って!
鼻の穴が小さい赤ちゃんは、付属のノズルでは十分に吸いきれないことも。
シリコンノズル「ボンジュール」は、ノズルの先端が細長い形をしており、入りすぎない程度に、鼻の奥に溜まっている鼻水をしっかり吸ってくれます。
こちらは他社のベビースマイルの商品ですが、ピジョンでも互換性があり、当時生後4か月のわが子は、ピジョンの付属ノズルよりこちらの「ボンジュール」で吸う方が、圧倒的に吸引力が高くなりました。
まとめ
現在わが家では、吸引力の高い『ピジョン 電動鼻吸い器』と、持ち運びに便利な『知母時』を併用して使っています。
3歳になった今では、鼻水を吸うのを嫌がらなくなったので、押さえつけずにできますが、動き回る0~2歳頃までは、じっとした状態で鼻水を吸うのが困難でした。
『知母時』も吸引力があり、『ピジョン』に比べて安価ですが、両手が塞がるので、乳幼児期にはさっと吸える『ピジョン』があって良かったなと思います。
風邪を引いたとき、わが家の救世主の商品でした。
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